▶2024年2月2日 群馬県知事に対する抗議文

日本での劣悪な労働を強いるために、本人の意に反して朝鮮人を日本に連行した事実を「強制連行」と認識することに、一点の事実誤認もありません。
その認識どおりのことを言葉にすることを「政治的発言」として封じる山本一太知事の振る舞いは、表現の自由にたいする侵害であるのはもちろんのこと、朝鮮を植民地支配した歴史的事実を反省せず加害の歴史的事実を覆い隠すことになります。それは、日本社会において民族差別と民族排外主義を強化させ、再び、日本を、隣国を侵略する国に導くものです。
在日朝鮮人にたいする差別の根絶と朝鮮との平和関係を築くためには、正しく歴史を認識することが不可欠です。これに反する山本一太知事の朝鮮人追悼碑の強制撤去に
抗議します。

